7分間でいろいろな角度からお尻をストレッチするやり方。本来のヒップを手に入れよう
お尻(臀筋)を徹底的にストレッチするスタイルアップ講座です。
お尻を徹底的にほぐして柔らかさを保ちたい人、お尻が凝っていて姿勢が悪くなっている人、お尻の筋肉を本来ある状態に戻してスタイルアップしたい人、お尻のハリを改善させたい人などにおすすめのストレッチングです。
また、スクワットやヒップスラスト等、お尻を鍛える筋トレを行った後のストレッチとしても最適です。使った筋肉の血流を良くすることで、栄養と酸素を供給でき、疲れの回復を早める効果もあります。
とにもかくにも、お尻周りが気になっている人は、きっとプラス効果が得られますのでぜひやってみて下さい。
お尻ストレッチの構成と方法
右のトレーナーが比較的柔軟性のある方向けで、右のトレーナーは初心者や柔軟性に乏しい方向けになっていますので、自分の状態に合わせて、取り組んで下さい。
すべて床の上で行っていきます。フローリングなど床が硬い材質の場合は、ストレッチングマットやトレーニングマットなど、クッションになるようなものを敷いて行うと、床に骨が当たって痛くならずにストレッチすることができます。
1種目め
床に座ったら片脚を真っ直ぐに伸ばした状態で、もう片方の脚を伸ばした脚の膝上にくるようにして組みます。この姿勢から、伸ばした脚を曲げて体の方へ引き寄せます。手はうしろに付いて、倒れないように支えます。
この姿勢をキープして、組んでいる脚側のお尻をストレッチしていきます。胸の方へ引き寄せるほど、お尻の筋肉は伸びていきます。
2種目め
1種目めの姿勢のまま(脚を組んだまま)、上体をうしろに倒して寝ころびます。寝ころんだら、膝下を両手で回します。
この姿勢から、手で膝を手前に引いて、脚を引き寄せます。この姿勢をキープします。
引き寄せるほど、伸びていくのは1種目めと同じです。
3~4種目め
1種目めと2種目めを脚を入れ替えて、同様に行います。
これで左右のお尻を全体的にまんべんなく伸ばすことができます。
5種目め
床に座ったら片脚を真っ直ぐに伸ばした状態で、もう片方の脚を伸ばした脚の膝上にくるようにして組みます。この姿勢から、伸ばした方の脚を内側に曲げます。
この姿勢から、上体をねじって立てている方の脚に手を回します。片方の手はうしろに付いて、倒れないように支えます。
体をねじって、膝を体の方に引き付けるほどストレッチ感が強くなります。しばらく、この姿勢をキープします。
6種目め
5種目めの姿勢のまま、組んでいる方の脚を倒します。両膝が垂直線上にある形になればGOODです。
この姿勢から、上の脚の膝を下の脚の膝に向かって押し付けます。このとき骨盤は立てて、腰が丸くならないようにして下さい。
7種目め
6種目めの姿勢のまま、上体を前に倒します。体重を乗せるほど、臀筋の伸びは大きくなります。
この時、あまり体が前に倒れないことを憂いて、無理に倒そうとするとお尻が浮いてしまいます。
こうなると、ストレッチ感が弱くなりますので、お尻が浮かない範囲で、体を倒すことを心がけましょう。倒す深さは、今の自分の柔軟性に影響しますので、気にしなくて大丈夫です。
この姿勢をキープします。きつくなってきたら、上体を少しだけ戻すと、ストレッチを続けることができます。
8~10種目め
5種目めと7種目めを脚を入れ替えて、同様に行います。
11種目め
前脚を曲げたら、もう片方の脚をうしろに伸ばします。この姿勢をキープして前脚側のお尻を伸ばしていきます。
お尻が浮かないように注意して下さい。
12種目め
11種目めの姿勢から、腰を折りたたんで前屈の姿勢をとります。どこまで倒せるかは、自分の持っている柔軟性にも影響されるので、可能な範囲で倒すようにします。
柔軟性の範囲を超えて、無理して前屈姿勢をとると、お尻が浮き上がってしまい効果を損ねてしまいます。お尻は出来るだけ床に近づけておき、浮き上がらないように注意して下さい。
13~14種目め
11種目めと12種目めを脚を入れ替えて、同様に行います。
以上で終了です。
徹底的にお尻をストレッチしていきますので、終わった後はお尻が非常に柔らかくなっていることを実感できると思います。
ぜひ、際立った効果を得るためにも、日常のストレッチ習慣として継続することをおすすめします。